ストレスで太る?やせる?

maru

2008年09月02日 11:42

ストレスを抱えているとき、どのような食生活となり、結果どうなるのでしょう?
 
ストレスには大きく分けて、急性のストレスと慢性のストレスがあります。

そして、ストレスに関わる神経は自律神経です。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経は私たちの身体を戦闘状態にします。

副交感神経は身体や心をリラックスさせます。

重要な会議でプレゼンテーションをするときなど、どうなりますか?

心臓はドキドキ、顔は紅潮、手に汗握る。

のどはカラカラ、胃がキュッとなるのは交感神経のなせる技です。

このような戦闘状態では、食欲はなくなり、のんびりと物を食べることは考えられません。

プレゼンがすんだ後は、げっそりと痩せたように感じたりします。

これが急性のストレスを抱え込んだときの、私たちです。

でも、しばらくすると、副交感神経の働きによってホッとし、

無性にお腹が空いてきます。

このようなバランスにより、ストレスに適切に対応しているのです。

例えば職場の上司にいつも怒られてばかりで、

ビクビクしながら仕事をしている場合はどうなるでしょうか?


慢性のストレスですね。

身も心も次のストレス(上司の怒り)に備えて、警戒体制を取り続けます。

脳からホルモン系へ命令が出され、

ストレスホルモンが放出され、

戦いに備えて脂肪が貯め込まれます。

戦国時代の武士であれば、これをエネルギーとして敵と戦うことになるのですが、

現代のように身体を動かすことのない戦いにおいては、

この有り余るエネルギーは腹回りにつくことになるのです。

さらに、休憩時間や職場を離れた後

「甘い物や脂っこい物を食べて」

「(酒を)飲んで」ストレス解消します。

このような食生活が肥満への道になります。

ただ、ストレスが加わると「より食べてしまい、太る人」と

「食べられなくなり、痩せる人」がいるようです。


脂肪燃焼にはスポーツを!


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